鏡山城

概要
鏡山城は山口の守護大名大内氏が築いた山城です。築城の時期は明らかではありませんが、室町・戦国時代には大内氏の代官が在城して西条地域のみならず安芸国支配の拠点として重視されました。
戦国時代出雲尼子氏が大永3年(1523)、鏡山城を攻め落としますが、同5年(1525)大内氏は再び奪い返します。その後、拠点は盆地西方の杣城(曽場ヶ城跡)に移され、鏡山城は廃城となりました。
城跡は、東西約600m、南北300mの範囲に広がり、南側を大手としています。城跡内には石垣や5ヶ所の井戸跡が残り、中心部の山腹には畝状竪堀群が巡らされているなど、安芸国の中心であった往時の姿を偲ばせています。
-東広島市-
データ
所在地 | 広島県東広島市鏡山2丁目 |
築城年 | 南北朝時代 |
別名 | 鏡城 |
形態 | 連郭式山城 |
天守構造 | なし |
主な城主 | 大内氏、武田氏、安富行房、 蔵田房信、尼子氏 |
主な遺構 | 石垣、土塁、堀、井戸 |
アクセス
所在地 | 広島県東広島市鏡山2丁目 |
車 | 山陽自動車道、西条インターチェンジから車で約20分 |
電車 | JR山陽本線西条駅から、ブールバール 広島大学線乗車、約10分鏡山公園入口バス停下車 |
ウェブサイト | 東広島市hp |
駐車場

見どころ
畝状竪堀群
登城記

2018年6月4日(月) 晴れ
自宅を車で出発し、午前11時過ぎに鏡山公園の駐車場に到着しました。