【観音寺城】登城記

2018年5月1日

2013年9月13日(金)
今回大河ドラマ「江」の生まれた小谷城跡を登城したくて計画しました。それから以前登城予定でしたが、旅先で忘れたカメラを探すために行けなかった、金沢城も計画に含めました。

今回の登城計画

観音寺城→近江八幡→小谷城→金沢城→福井城→一乗谷→篠山城

観音寺城駐車場について

最初に登城する観音寺城(曲輪の中に観音正寺がある)は登山ルートが2ヶ所あり、どちらから登るかをとても迷いました。事前の調査ではどちらも道幅が狭く、離合が難しいとのこと。ただ北側の五箇荘ルートだと階段が無く、楽であるとの情報があったので、五箇荘側から登ることにしました。

観音正寺駐車場

9月13日(金)9時30分 自宅を出発して観音正寺駐車場に到着しました。

平日でもあり2台くらいの車に出会っただけで、スムーズに登ることが出来ました。
どちらのルートも有料で、料金は麓で500円支払います。

写真は私たちが到着した時の駐車場ですが、一台だけ先客がいました。
駐車場は約10台くらいは十分置ける広さです。

9時30分 観音寺城へ向かい参道を上る

参道(権現見付)

緩やかな坂道なので比較的楽です。 .

参道にある石垣

門の跡でしょうか?

さらに奥へ歩いていきます。

ねずみ岩

途中『ねずみ岩』がありました。
じっくり眺めて見るものの…、ねずみには見えない(ーー;)

観音正寺

さらに進むと観音正寺へ到着しました。

南からの登城口を見ると…

南からの登城口

南からの登城口だとうわさどおり厳しそう!

観音正寺

観音正寺はなかなか立派なお寺です。
観音寺山の山頂にある第32番札所だそうで、私達が帰るときには3、4台のタクシーで登って来られたお遍路さんの集団に出会いました。

 

観音寺城登城

観音寺城入り口

私達はお城が目的ですので、お寺にはお参りせず城跡へ向かいます。

入り口には310mと表示されています。

観音寺城入り口

9時50分 この階段を下りて城跡を目指します。

観音寺城への道

道は獣道のようで、誰もいなくて不安です(-_-;)

観音寺城への案内標識

10時7分 案内板がありました。よかった!

遭難しそうな所ですが、本丸を目指し奥へ進んでいきます。

ほんと寂しい所で、今まで誰とも遭遇していません(-_-;)

本丸への大石段

昭和44年の発掘調査で斜面に埋まっている大石段が発見されたそうです。

本丸

本丸跡
説明板

観音寺城は、近江の守護佐々木六角氏の本城であって、中世の代表的な大山城である。築城は永い年月を経て応仁二年(1468)に完成しさらに弘治年間鉄砲に備えて大々的に石塁が改修されている。永禄十一年九月織田は当城に入城したが城はそのまま残し、佐々木氏に守らせたが天正十年安土とともに滅亡した。昭和44・45年近江風土記の丘の関連として本丸付近を整備し、発掘調査し当時の遺物や遺構が発見された。なお全山いたるところに昔を忍ぶ遺構が数多くのこっている。

古そうな説明板ですが、読むことが出来ました。

平井丸

平井丸
伝平井丸屋敷跡の碑

本丸から南へ下りると「平井丸」へ出ました。平井家屋敷跡です。
平井加賀守定武の娘は浅井長政の妻として小谷城に輿入れしたが、織田信長により、長政がお市と結婚するため、返されたそうです。

落合丸

落合丸

平井丸からさらに南へ進むと「落合丸」へ出ます。

落合丸
平井丸南虎口

「平井丸南虎口」は城内最大規模の虎口だそうです。

観音寺城の紹介写真でよく見かけます。

平井丸前

伝池田氏屋敷跡

伝池田氏屋敷跡
安土の町

池田丸を奥へ進むと視界が開け、眼下に安土町が見えます。

平井丸虎口 付近

10時10分 池田丸から落合丸、平井丸、三の丸を通って観音正寺へ戻りました。

今回の登城は虫やら蚊に襲われないように、「おそとでアースマット」を携帯していましたが、必要ありませんでした。それにしても蒸し暑い日でした。

以上で観音寺城編を終わります。

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