【宇和島城】登城記2
2014年1月12日(日)
2014年1月は、3年前に登城済みの愛媛県の100名城3城の再登城と、未登城の湯築城をスタンプ押印のため1泊2日で訪ねることにしました。
自宅を出発し、「しまなみ海道」を走り宇和島城へ



しまなみ海道を走り、尾道大橋、因島大橋と渡って、7時44分瀬戸田のパーキングに到着。
日の出を見た後、来島大橋を渡って四国へ

来島大橋を渡り四国の高速道路を走行。
途中昨日の残雪が、路肩に残っています。
四国だから雪は大丈夫と思っていましたが、標高が高いところは降るようですね。
一日ずれていたらと思うと・・・(-_-;)
午前10時、宇和島の市街地に到着

前方に天守閣が見えます。
入り口が分りにくいのですが、幹線道路を右折しすると長屋門が見えます。

10時9分 三の丸御殿跡駐車場(長屋門の右手)に到着しました 。
長屋門から登城

駐車場のある登城口はここだけですので、今回も長屋門から登城します。

武家長屋門をくぐると目の前に石段があります。
前回は緩やかな道から登城をしましたが、今回は真直ぐ上る近道を選びました。

天守まで330mと表示されています。

井戸丸へ向かう階段はきつそうです。
前回は帰り道でここを降りてきましたので楽でしたが…

「はぁーはぁー」
井戸丸跡と矢倉跡

息を切らしながら井戸丸跡まで上って来ました。
井戸丸の奥に井戸丸矢倉跡があります。
井戸丸から二の門へ


さらに階段を上ると天守が見えてきました。
三年ぶりの宇和島城天守です(^・^)
青いシートが被せていますが、がけ崩れの修復中のようです。


二の丸

三の門、二の門と上って二の丸に到着しました。
宇和島の市街もよく見えます。そして振り返ると高石垣の向こうに天守を見ることが出来ます。
宇和島城を紹介するときの写真でよく見る構図です。

二の丸跡にある御算用矢倉跡です。
天守が建つ本丸の最終防衛施設としての役割があったそうです。

10時30分、二の丸から本丸への入口にある門です。
入り口は枡形虎口となっています。
本丸

本丸へ上ると三層の宇和島城天守が見えてきました。
正面入口に見える唐破風の玄関が特徴的です。

宇和島城天守

宇和島城の玄関は唐破風で、一、二重層が千鳥破風。
三重層が唐破風となっています。

玄関には伊達家の家紋「竪三つ引両」が見えます。

こちらの玄関から天守内部に入ってみます。
午前10時30分、宇和島城天守へ入場

10時30分、天守の玄関入り口から入った右手に券売所があり、200円を支払って入城しました。
スタンプはこの受付で貸していただけます。
シャチハタ式ではなかったですが、綺麗に押せました(^・^)
№83 宇和島城スタンプ


1階にはめずらしく障子戸があり、仕切れるようになっています。
1階には模型が真ん中に置かれているだけで、他には展示物はとくにありませんでした。

天井が高いため、階段は踊場があります。

2階もとくに何もありません。
現存天守にしては比較的緩やかな階段を登り最上階へ。


3階にはお決まりのお城の写真が飾られています。

天守閣でもらったパンフレットです。
宇和島城の説明と「城山まっぷ」です。
昔の姿がよくわかります。
天守を見学した後、本丸より藤衛丸へ


山里倉庫(資料館)は三の丸に建てられた武器庫で、現存例の少ない建物だそうです。
内部は歴史史料館になっていました。
次は前回見逃した代右衛門丸へ、今回は行ってみます。

山里倉庫を出て代右衛門丸へ向かいました。
代右衛門丸

100mくらい歩くと広場に出ました。
ここが代右衛門丸ですが、現在修復中のようです。

行くことはできないようですが、煙硝矢倉跡が見えます(青いシートが覆っている)


代右衛門丸は修復中
式部丸を通り過ぎ、「上り立ち門」へ

上り立ち門へ向かう途中に昔の宇和島城のイメージ図がありましたが、あくまでもイメージだそうです。
上り立ち門


前回見落とした上り立ち門を見て、長門丸へと引き返しました。

長門丸は水源地と公園になっています。


11時36分、 西角矢倉からゆるやかな防災道路を通って、武家長屋門へ戻ってきました。

宇和島の鯛めし

登城した後、駐車場の前にある料理屋さんで宇和島名物「鯛めし」を頂きました。
普通の鯛めしは炊き込みご飯をイメージをしますが、こちらの鯛めしは鯛の刺身の入っている玉子賭けご飯といった感じで、おいしかったです(^。^)
12時00分、食事の後、大洲城へ向かいました。