水戸城

概要
鎌倉時代に馬場氏が築いた館を佐竹義宣が大改修し、さらに徳川頼房が入城して御三家にふさわしい城に改築した城である。台地上の最高所に本丸を築き、二の丸、三の丸を連郭式に配した縄張である。また石垣を用いず、土塁と堀のみで守りを固めている。三の丸の空堀や二の丸と本丸の間のJR水郡線が走る深い堀底をみれば、防御力の高さを実感できるだろう。御三家でありながら天守の代用として三重五階の御三階櫓を建てている。
(日本100名城に行こうより)
データ
所在地 | 茨城県水戸市三の丸 |
築城年 | 文治6年(1190) |
別名 | 馬場城、水府城 |
形態 | 連郭式平山城 |
天守構造 | なし(御三階櫓・独立式層塔型3重5階(1766年再)非現存) |
主な城主 | 大掾氏(だいじょうし)江戸氏、佐竹氏、徳川氏 |
主な遺構 | 門1棟、藩校、土塁、空堀 |
アクセス
所在地 | 茨城県水戸市三の丸 |
車 | 常磐自動車道・水戸ICから約30分 北関東自動車道・水戸南ICから約15分 |
電車 | JR常磐線水戸駅北口から徒歩約10分 |
ウェブサイト | 水戸観光協会HP |
駐車場

普通車13台・大型バス5台無料駐車場あり。
(利用可能時間は9:00~17:00です)
スタンプ設置所
弘道館料金所窓口

2月20日~9月30日 9:00~17:00
10月1日~2月19日 9:00~16:30
*時期により開館時間が異なります。
見どころ
本丸跡に残る橋詰門

佐竹氏が建てたものであり、現存する唯一の遺構。
弘道館

弘道館は水戸藩第9代藩主徳川斉昭によって創設された藩校です。
登城記

2015年8月9日(日)
栃木県足利市から北関東自動車道で水戸市へ