春日山城

概要
戦国の名将・上杉謙信公の城として今も天下にその名をとどろかせている春日山城は、越後守護上杉氏が戦時のために築いた城で、今の県庁にあたる守護所から約4kmの位置にあり、関東・信濃・北陸へ往来が一目で監視でき、守護代長尾氏が守護所と連繋して守っていました。
春日山城は、石垣の代わりに、自然の起伏を活かした空堀・土塁などによって多くの郭を守っていました。また天守閣は持たず、周囲の山々に砦を築いて、より大きな城としての機能をもたせていました。こうした城の造りは、戦国時代の山城としての特徴をよく表しています。
天正7年(1579)に養子の上杉景勝に、慶長3年(1598)には堀秀治に引継がれました。しかし、堀氏が慶長12年(1607)直江津港近くに福島城を築城してい移ると、城としての運命を終えました。
~春日山城パンフレットより~
データ
所在地 | 新潟県上越市中屋敷字春日山 |
築城年 | 南北朝時代 |
別名 | 蜂ヶ峰城 |
形態 | 連郭式山城 |
天守構造 | – |
主な城主 | 長尾氏、上杉氏、堀氏 |
主な遺構 | 土塁、空堀 |
アクセス
所在地 | 新潟県上越市中屋敷字春日山 |
車 | -謙信公銅像前まで- ・北陸自動車道上越ICより5キロ 車で15分 ・上信越自動車道上越高田ICより 車で20分 |
電車 | -謙信公銅像前まで- ・えちごトキめき鉄道「春日山駅」より 徒歩40分 ・JR「上越妙高駅」より 車で25分 |
ウェブサイト | にいがた観光ナビ |
駐車場
スタンプ設置所
春日山城ものがたり館(休館日および冬季休館の間は上越市埋蔵文化財センターに設置)


住所 上越市大字大豆334
電話 025-544-3728
開館時間 午前9時~午後4時30分
休館日 月曜日(祝日は翌日) 冬季休館:12月1日から2月末まで
料金 無料
見どころ
大井戸

本丸直下にある。山城の山頂近くにありながら、渇水時でも涸れず、今でも水が湧き出ている。
毘沙門堂

毘沙門天を尊崇した謙信が、出陣前に籠もって戦勝を祈願したという毘沙門堂。
御堂は昭和になってからの再建。
名物・名産
謙信そば

春日山茶屋銅像前店で食べられる。
登城記

2016年4月16日(土)
午前10時30分、月岡温泉を出て2時間半で「春日山城ものがたり館」に到着。