三原城

三原城(みはらじょう) 続日本100名城

概要

瀬戸内の水軍の動向を把握していた小早川隆景により、1567年から築城が始まった。沼田川河口の三原湾に浮かぶ大島、小島をつないだ城は当時、その姿が海に浮いたように見えたことから「浮城」と呼ばれた。
かつての城は東西の距離が約900m、南北が約700m。その中に本丸、二の丸、三の丸、そして2層3層の32の櫓、14の城門があり、城郭と軍港の機能を兼備えていた。精密に組まれた石垣は、今も当時のままの姿で威厳を保っている。

データ

所在地  広島県三原市館町1-2-10
築城年  永禄10年(1567年)
別名  浮城、玉壺城
形態  梯郭式平城
天守構造  なし
主な城主  小早川氏、福島氏、浅野氏
主な遺構  石垣、掘

アクセス

所在地  広島県三原市館町1-2-10
 本郷ICから約20分 三原久井ICから15分
電車  JR三原駅徒歩1分
ウェブサイト  三原市HP

駐車場

三原駅前駐車場(20分無料)

見どころ

天守台

天守台北側

この石垣の一部は、当時最新技術だった海の底から直接石垣を組み立てる工法で、建設されている。

 

 

後藤門跡

後藤門跡

実際はもう少し高く北側に伸びていた。

 

 

 

天守台

天守台

天守台へ上るには、三原駅の構内からとなる。

 

 

 

船入櫓跡

船入櫓跡 地図⇒

上部は公園になってる。

 

 

 

船入櫓南側石垣

掘跡に見えますが、当時はここまで海だった。

 

 

 

宗光寺山門

宗光寺山門 地図⇒

小早川隆景が築いた新高山城から移築したとされるが、規模、細部意匠などから、福島氏が現在地に新築した可能性が高い。-現地説明板-

 

 

関連施設

みはら歴史館

みはら歴史館 地図⇒

毛利元就の三男である小早川隆景が三原城を築城し、平成29年に築城450年の節目を迎えることを記念してオープン。

館内は三原城を中心に、「文化・伝統ゾーン」「城下町ゾーン」「三原城・小早川隆景歴史ゾーン」「ミニ企画展コーナー」に分け、三原の歴史や文化を紹介している。

開館時間:9時から17時(年末年始を除く) 無料

場所:ペアシティ三原西館1階

 

名物・名産

タコ料理

タコ料理店「蔵」地図⇒

新鮮なタコを使っているためか、タコ天も柔らかくてとても美味しい。
タコの白子も食べられる。
料理の説明もあり、とても丁寧な対応で感じの良いお店。

≫食事処「蔵」

 

タコの刺身
タコの天ぷら
タコめし

↑タコセット定着

 

登城記

三原城登城記(2017/5/27)

2017年5月27日(土)

午後12時10分、タコ料理を食べた「蔵」から三原駅へ移動し、これから三原城を登城します。

登城記を読む≫続日本100名城…【三原城】

 

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