太閤ヶ平

目次
概要
天正9年(1581)、羽柴秀吉の包囲作戦と吉川義家の籠城とによる対陣は、鳥取城の歴史の中で最大の攻防戦であった。この戦いは、天下統一をめざして中国地方を征討しようとする織田信長とこれを阻止しようとする中国地方の雄毛利氏との対立の中で展開されたものである。
秀吉は本陣山(251m)の山頂に本陣を置き、2万余りの軍勢により兵糧を絶つ鳥取城包囲作戦を展開した。その日本最大級の陣跡は太閤ヶ平と呼ばれ、土塁、空堀を廻らせた曲輪の跡が今も残されている。-太閤ヶ平説明板より-
データ
所在地 | 鳥取県鳥取市百谷字太閤ヶ平 |
築城年 | 天正9年(1581) |
別名 | – |
形態 | 陣城 |
天守構造 | – |
主な城主 | 羽柴秀吉 |
主な遺構 | 空堀、土塁 |
アクセス
所在地 | 鳥取県鳥取市百谷字太閤ヶ平 |
車 | 高速鳥取南IC出て15分 |
電車 | 鳥取駅からバス市内回りで5分、県庁・日赤前下車、徒歩10分 |
ウェブサイト | 鳥取県教育委員会HP |
駐車場

利用時間はAM8:00~PM8:00 となっており、PM8:00以降は閉鎖されます。 無料
見どころ
太閤ヶ平から望む久松山

秀吉も見たであろう鳥取城山上ノ丸。
秀吉本陣跡

土塁と空堀を巡らせた曲輪の内寸は58mあり、西側土塁の二箇所には櫓跡がある。
周辺観光スポット
倉吉の白壁土蔵群
玉川沿いに並ぶ白壁土蔵群は江戸、明治期に建てられた建物が多く、今でも当時の面影を見ることができます。国重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、玉川に架けられた石橋や、赤瓦に白い漆喰壁が見られる風情のある町並みです。
三朝温泉
三朝温泉(みささおんせん)は、鳥取県東伯郡三朝町(旧国伯耆国)にある温泉。
三徳川の両岸に旅館が立ち並ぶ温泉街は、三朝橋周辺に広がっており、伝統的な和風旅館が多い。河原風呂(川原の温泉:24時間・無料)と公衆浴場菩薩の湯は三朝橋のたもとにある。
三佛寺の投入堂

“修験道の開祖、役小角が法力で建物ごと平地から投げ入れた”ので投入堂と言われている。
登城記

2017年6月10日(土)
午前11時、鳥取市歴史博物館「やまびこ館」に到着。
太閤ヶ平へは、このやまびこ館をナビにセットすると良いです。