山形城

山形城(やまがたじょう)日本100名城 [最上義光が整備した輪郭式巨城]

概要

山形城は、山形へ入部した斯波兼頼(しばかねより)が延文2年(1357)に築城したものと伝えられています。これを最も大きい規模に構築したのが山形城主最上義光で、57万石といわれる領地を獲得した慶長6年(1601)以降のことと考えられています。
城は本丸、二の丸、三の丸を有する平城で、その規模は東西1480m、南北1881mに及んだといわれています。まさしく平城としては全国有数の大きさでした。-説明板より-

データ

所在地  山形県山形市霞城町
築城年  文和5年(1356)
別名  霞城、霞ヶ城、吉字城
形態  輪郭式平城
天守構造  独立式層塔型3重3階
主な城主  最上氏、鳥居氏、堀田氏、秋元氏、他
主な遺構  石垣、掘
主な再建造物  二ノ丸東大手門、大手橋

アクセス

所在地  山形県山形市霞城町
 山形道・蔵王IC 東北中央自動車道・山形中央IC
電車  JR山形駅から徒歩10分程度
ウェブサイト  山形市観光協会

駐車場

霞城公園内駐車場
霞城公園内駐車場

霞城公園内駐車場 無料 230台 地図⇒

スタンプ設置所

二ノ丸東大手門櫓内 [無料 利用時間 9:00~16:30 ]

二ノ丸東大手門櫓内 地図⇒
№10 山形城スタンプ

見どころ

本丸一門字門と大手橋

本丸一門字門と大手橋

枡形の虎口はこの1ヶ所だけである。大手橋を渡り、右折して櫓門を通り本丸に入る。

 

 

 

二ノ丸堀の屈折

二ノ丸堀の屈折

二ノ丸東大手門の北側にある。大手門の橋に横矢をかけるために張り出している。二ノ丸の堀と土塁はこうした屈折箇所を多くし、防御力を高くしている。

 

 

二ノ丸東大手門

二ノ丸東大手門

山形城の二の丸の大手にあたるのが「二の丸東大手門」。枡形と呼ばれる広場を中心に、櫓門や続櫓、高麗門及び土塀で構成された枡形門と呼ばれる形式で、本丸一文字門も同様の構造になっている。

 

 

三の丸土塁跡

三の丸土塁跡
三の丸土塁跡神社側

山形城が東西1480m、南北1881mに及ぶ大きな平城であったことを忍ばせる。

名物・名産

郷土料理店「母家」(マザーハウスと読む) 地図⇒
天然の岩ガキ
いも煮
山形そば

登城記

山形城登城記(2017/8/17)

2017年8月17日(木)

たまたま予約したホテルの近くに、山形城の遺構「三の丸土塁跡」があることを昨夜知り、ホテルでの朝食を済ませた後、チェックアウト前に出かけてみました。

登城記を読む≫日本100名城めぐり…【山形城】

 

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