庭瀬城

庭瀬城(にわせじょう)

概要

室町時代の末ごろ(約400年前)備中松山の三村元親は備前の固めとしてこの地に築城した。
1582年(天正10)の織田方豊臣秀吉による備中高松城攻めの時点では、毛利方「境目七城(さかいめしちじょう)」のうち最南の城として、井上有景(いのうえありかげ)が拠って秀吉方と戦ったとのこと。
井上有景は元就を支えた家臣の一人。
戦後は、岡山城主宇喜多秀家の重臣であった岡利勝が入り、庭瀬城の西寄りの撫川城と呼ばれる部分を本丸に仕立て、石垣を積み瓦葺き建物を建てるなど、近世城郭としての改造を行った。

データ

所在地  岡山県岡山市北区庭瀬829-5
築城年  戦国時代
別名  芝場城、庭瀬陣屋
形態  平城
天守構造  なし
主な城主  戸川達安・板倉勝喜
主な遺構  石垣 堀

アクセス

所在地  岡山県岡山市北区庭瀬829-5
山陽自動車道 早島IC 26分
電車  JR庭瀬駅 徒歩8分
ウェブサイト  –

駐車場

なし

見どころ

登城記

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