【福知山城】登城記

2018年4月3日

2014年3月8日(土)
 昨年登城予定でしたが、時間が無く立ち寄れなかったので、今回再チャレンジです。
明智光秀の居城であったことで登城しましたが、意外にも城主であったのは僅か2年だったそうです。

午前11時「山城の郷」を出発し、国道9号線に戻り、京都の福知山へ向かいました。

福知山城駐車場(無料)

約1時間車を走らせ、12時10分福知知山城駐車場に到着しました。

駐車場から天守閣が見えます。

登城開始

アーチ橋

特徴的なアーチ橋を渡って登城します。

登城道

駐車場から道を渡ってすぐにこのアーチ橋を渡ります。

とても急な橋でした。

登城道

橋を渡りさらに坂道を上ります。

天守

天守

天守は復元天守です。
外見は板張りで木造のように見えますが、コンクリート製です。
石垣は一度積み直されたそうです。

 

天守石垣

天守閣の石垣は野面積で、五輪塔や宝篋印塔を始め石仏、石臼、灯篭などの石造物が大量に使用されています。

これらは転用石と呼ばれていて、大量に使用されている例としては福知山城や郡山城などでみられるそうです 。

大丈夫かと思うくらい使用されています。

転用石
本丸には転用石を集めているところがありました。

本丸の遺構

銅門番所

この建物は福知山城の銅門の脇にあった番所で、城内の建物としては当時の面影をしのばせるものです。

大正時代の初めに天守台(小天守)に移築され、更に昭和59年天守閣再建に伴いこの場所に移築されたものだそうです。

豊磐の井
本丸、天守の東側にある井戸は、直径2.5m。50mの深さは日本一を誇り『豊磐の井』と言われ、地下の水脈まで岩盤を掘り下げており、今でも清らかな水をたたえているそうです。
朝暉神社(あさひじんじゃ)

福知山初代藩主である朽木稙昌(くつきたねまさ)が父・稙綱(たねつな)を藩祖として城中に祀ったことが始まりです。

鉄砲石

鉄砲の名手牧重郎左衛門の技量を後世に伝えるため、城主松平忠房が建てた記念碑だそうです。

天守入場

天守入口

入館料310円を支払い天守内部に入ってみます。
内部は郷土資料館となっています。

1F 福知山城の成立と展開
2F 福知山地方の歴史と文化財
3F 錦絵 四天王大江山入之図写真
4F 望楼型天守から旧城下町の展望

福知山城模型
最上階

当日は風が強い日でしたので、最初は扉が閉められていましたが、私達が登ったときには開けてもらえ、福知山市街を眺めることができました。

福知山市街 北方面

転用石

転用石の案内板

奥へ進むと転用石がありました。

もう一箇所の転用石

天守閣を出た後は、上ってきた登城道とは別の門から階段で降り、もう一箇所ある転用石を確認してお城を出ました。

ゆらのガーデン

午後1時、駐車場の横にあるお店(ゆらのガーデン)で昼食をとり、最後の訪問先「篠山城」へ向かいました。

そば屋

二八そばを頂ました。

篠山城編へつづく⇒

 

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