広島城の散策
2018年4月28日(土)
今日は趣味の水彩画教室が、広島城でのスケッチでしたので、久しぶりに城内を散策しました。

お堀に写りこむ太鼓櫓と多聞櫓が美しいです。
太鼓櫓(復元)

太鼓櫓は二の丸の南東隅にある二重櫓です。
櫓の2階には太鼓が吊るされていて、時を知らせていました。
高欄が設けられているなど格式の高い櫓だったようです。
復元された表御門と平櫓

原爆で焼失した櫓門を、1991年、戦前の実測図をもとに木造で復元。昔ながらの工法で往時の姿を蘇らせました。

御門橋の前に遊覧船の案内がありました。
松江城のような遊覧船が、昨年の10月から運行されているそうです。 ≫公式ホームページ

さて、御門橋を渡り二の丸へ。

二の丸跡

この石垣と建物に囲まれた二の丸は馬出しの機能を持つ郭で、近世城郭の中では特異な配置であり、広島城と特長とされています。
この郭は毛利時代に築造されたもので、外側から内部が見え難く、本丸からは内部が見える構造としており、防御機能を考慮したことがうかがえます。-現地説明板-
豊臣秀吉が京都につくった「聚楽第」とよく似た構造となっています。
中御門跡

枡形となっています。

登城する者を威嚇するための鏡石があります。
本丸上段
中御門を抜けると本丸下段で、そこには広島護国神社があります。
そして石段を上ると本丸上段に出ます。

本丸上段の正面ではつつじが満開でした。
広島城天守

原爆で倒壊した天守は、昭和33年(1958)にコンクリートで外観が復元されました。
4階千鳥破風中央には鉄砲狭間、五階には華頭が見えます。
天守台石垣

天守台の隅石は算木積みではなく、大きな石を台形に切って勾配をつけているそうです。
旧天守の礎石

旧天守の礎石を移設したものです。
本丸西側の堀

広い所では堀幅が100mあるそうです。

ここは本丸南側(広島護国神社の裏手)にあたります。
表御門スケッチ

表御門と御門橋を描いてみました。
(まだ途中ですが)
中御門のスケッチ

遊覧船は中御門への土橋でUターンしていました。
そして、ここから描いたのがこちら
↓

時間内ではここまでしか着彩できませんでした。
ひとこと
久しぶりの広島城でしたが、改めて堀が大きく綺麗なお城だと感じました。また、堀をめぐる遊覧船が運航されていたりと、最近は観光にも力を入れているようです。
外国人の方はお城が好きなようで、この広島城にも観光客がたくさんいました。