日本100名城

概要

小諸城の前身は大井氏の鍋蓋城と支城乙女城である。武田信玄が領有して縄張を拡充し今に残る城郭の基本形が出来た。豊臣政権成立後、入封した仙石秀久・忠政父子二代が三重の天守をあげ、大手門、三の門などを建造して近世城郭に改修した。城は千曲 ...

日本100名城

概要

真田氏の城として有名だが、現在見られる櫓、堀、石垣に大改修したのは仙石氏である。かつては七棟あった本丸の櫓のうち現存すのは西櫓、南櫓、北櫓の三棟。いずれも下見板張り、二重二階で規模も同じである。尼ヶ淵から仰いでみるものよい。本丸の ...

日本100名城

概要

松代城は武田信玄が北信濃を支配するために築いた海津城が前身である。川中島合戦で著名なこの城には、武田氏滅亡後、織田・上杉・豊臣・徳川各氏の家臣がつぎつぎと入城した。元和八年(1622)、真田信之が入封、三代藩主幸道のときに松代城と ...

日本100名城, 現存天守

概要

黒漆塗りの下見板張りの天守群はどの角度から見ても美しい。天守と乾小天守のある石垣造りの近世城郭に改築したのは石川教正・康長父子だ。本丸正門の復元された黒門は侵入者が直進できない枡形門で、一の万が櫓門、二の門は高麗門になっている。藩 ...

日本100名城

概要

高遠頼継を攻略した武田信玄が改修した城である。後年、勝頼の弟仁科信盛が城主となるが、織田信長軍に攻められ落城。江戸時代は徳川氏の譜代大名の居城となった。城は三峰川の断崖を背にした本丸を二の丸、三の丸が半円状に囲む後堅固の縄張であり ...

日本100名城

概要

標高717mの日本一高い地に築かれた城である。高取城、備中松山城とともに日本三山城といわれている。遠山氏の居城だったが、戦国時代に織田信長の家臣河尻秀隆・森長可、江戸時代に松平氏・丹羽氏が城主となり改修築。城は山頂・山腹に多くの曲 ...

日本100名城

概要

鳥取城は羽柴秀吉の兵糧攻め「鳥取の渇(かつ)え殺し」の舞台になったことで有名である。天正9年(1581)のことだ。その後城主となった宮部氏、池田氏が整備拡張して現在見られる曲輪が形成された。城は山上ノ丸と山下ノ丸とに分けられる。山 ...

日本100名城

概要

吉備平野を見おろす標高397mの鬼城山(きのじょうざん)に築かれた謎の古代山城である。当城は、白村江の戦いに敗れた倭国(日本)が、唐、新羅の侵攻に備え、築城された城の一つとされている。しかし、日本書紀を始めとする歴史書にその記述は ...

日本100名城, 現存天守

概要

松山城は、加藤嘉明が築城を開始したことに始まり、蒲生氏を経た25年後の松平氏の時代になってから完成した。見どころはまず天守群である。勝山山上を削平して天守曲輪(本壇)を置き、天守、小天守、隅櫓、門をつなげて防御を厳重にしている。高 ...

日本100名城

概要

中世の伊予国守護河野氏居城、湯築城跡。南北朝(14世紀前半)から戦国期(16世紀末)まで、250年以上にわたって伊予国の政治・軍事・文化の中心でした。現在の道後公園全体が湯築城跡(南北約350m、東西約300m)で、中央に丘陵があ ...